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臨床経過

70歳代 男性:
X年X月全身倦怠感出現.様子をみていたが同月下旬から下痢症状が加わる。診療所にて腎機能障害(Crn3.2)を認め当院を紹介され急性腎不全の診断で入院.腎腫大、腎へのGa集積、炎症所見、MPO-ANCA44.9IU/L(<9.0IU/L)からMPO-ANCA関連腎炎と診断.ステロイドパルス療法を開始.第15病日強い心窩部不快感を訴えた後にショック状態となる.画像診断と腹水穿刺で血性腹水の貯留を認め、動脈造影で左胃動脈動脈瘤破裂による腹腔内出血と診断,マイクロコイルにより止血をおこなった.ショックに対する治療、輸血,DICの治療により一時自発呼吸が再開するが第24病日再度血圧低下、多臓器不全が進行して第31病日永眠される.病理解剖をおこなう.

左胃動脈動脈瘤血管造影

angioAneurysm.png

腹腔動脈の造影所見です。左胃動脈に複数の動脈瘤形成を認めます
(クリックすると拡大画像がでます。)

マクロ所見

kidney01.png
ltkidneycut.png
spleenNec.png
腎臓外観左腎割面脾臓
LtgaAneur.png
左胃動脈動脈瘤

組織像

Virtual Slideが見られます


添付ファイル: filespleenNec.png 690件 [詳細] fileangioAneurysm.png 841件 [詳細] fileLtgaAneur.png 847件 [詳細] filekidney01.png 863件 [詳細] fileltkidneycut.png 955件 [詳細]

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Last-modified: 2014-08-29 (金) 12:41:21 (1330d)