PathologyAtlas-ALK-positive ALCL VS-OK ALK-positive anaplastic large cell lymphoma-Case02 †31歳男性 胸腺・頸部腫瘤 頸部の腫瘤に気づく. 次第に大きくなり受診。頸部腫瘤以外に, 発熱など症状はない。 CTで胸腺に最大の腫瘤が認められ、鎖骨上窩、頸部リンパ節腫大が認められた。肝・脾腫なし。腹部腫瘤は認められない。LDH 192IU/L, sIL-2R 5515 高値。 頸部リンパ節病理組織所見 †Virtual Slideの閲覧--->頸部リンパ節 右クリックで新しいウィンドウで開くと便利です。
ALK/p80が細胞質・核に陽性となる。大型類円形核の細胞以外に, やや小型の類円形細胞に陽性細胞が認められるようです。背景細胞の多くはALK陰性。 ALKは核, 細胞質いずれにもびまん性に染まるパターンです。CD3, CD20は陰性でnull cellの様ですがCD45RO(UCHL-1)が膜に陽性となっています。 |