PathologyAtlas

Diffuse large B-cell lymphoma, Anaplastic large cell type

症例01

49歳男性
のどの違和感があり受診. 左扁桃の腫大, 発赤, 白苔の付着する潰瘍を認めた。腫瘍が疑われ生検を行う。
LDH180 IU/ml, sIL-2R 400 U/ml. MRIでは明らかな腫瘤なし。Gaシンチでは扁桃にwarm spotを認めるが典型的なリンパ腫のように明確なspotではないという印象(放射線科Drのコメントです)。

病理組織所見

■■Virtual Slideを見る---> 扁桃生検組織

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HE03.jpg
HE04.jpg

■■組織所見(HE染色)

咽頭粘膜扁平上皮下に大型異型,多型細胞が密に増殖している。多核細胞や腎臓様の核をもつ細胞の出現有り。核分裂増も多い。好酸球の浸潤がめだつか。

クリックすると大きな画像が見られます--->

 

免疫染色
CD20(L26), CD79a, bcl-2,CD3, CD30, CD5, <--クリックで画像が見られます。通常画像です。ALKは陰性, CD10はnot informative

Presenter's Diagnosis

Diffuse large (B-cell?) lymphoma, NOS, anaplastic large cell type ?

多型大型異常リンパ球の腫瘍性増殖を扁桃に認めました。ALK-positive ALCLを第一に疑いましたが、ALK陰性で、特徴的なt(2; 5)遺伝子転座もない。通常ALCLはT細胞性ですが, この症例ではCD20, CD79aのB細胞マーカが陽性です。しかしながら、CD3も中型、大型多型リンパ球の多くに陽性を示してしまいました。Double positivelymphoma ??

治療と経過

大学病院血液科に転科し, CHOP+ radiation therapyにより寛解。以後現在まで数年間Disease Freeの状態を続けている。


添付ファイル: fileHE01.jpg 547件 [詳細] fileHE04.jpg 1453件 [詳細] fileHE03.jpg 1339件 [詳細]

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Last-modified: 2016-11-06 (日) 21:41:35 (709d)