血液腫瘍病理学

 

Diffuse large B-cell lymphoma(DLBCL) びまん性大型B細胞リンパ腫

 
DLBCL35.jpg

DLBCLは悪性リンパ腫のなかでも最も頻度の高い病型(図; 古くなった統計であるが)で, 現在 Non-Hodgkin lymphoma診断の約30〜40%を占めている.

臨床的には中悪性度(治療を行わない/治療が奏功しない場合, 月単位で進行悪化)あるいは高悪性度(同じく週単位で進行悪化する)リンパ腫であり, 急速な腫瘍の進展があるため診断後早期の治療介入が必要となる.

大細胞の定義は, 組織内に存在する小リンパ球とくらべて2倍以上の大きさ (以前はいろんな細胞;内皮や組織球など,と比べる説があったが今はこれ小リンパ球)

DLBCLは生物学的, 形態学的, 遺伝学的および臨床的に非常に不均一で多彩な疾患単位である.
近年の遺伝子発現解析により2つの大きなsubtypeに分類された. さらにNGSを用いた網羅的遺伝子解析により特徴的な遺伝子異常をもつ臨床的また分子病態が異なる4から5個群のグループに再分類され, 将来的な個別化医療の適応への応用が期待されている.

WHO 4th revised*1

→ 個々の疾患亜型における詳細を記載

→DLBCLの個別化

→ grey zone lymphomaの理解;intermediate typeを廃止, high-grade B-cell lymphomaの疾患単位を樹立.

→ 新規治療戦略

 

DLBCLの臨床像

  • 発症年齢中央値は 60歳代, 小児やAYA世代にも発症する. やや男性に多い
     
  • 急速に進行するが, 化学療法に対する反応性は良好で約半数以上が治癒可能である.
     
  • 治療反応性, 予後, 細胞形態, 生物学的特性などがさまざまな不均一な疾患群
     
  • 急速なリンパ節腫大. 無症状もあるが, B症状(発熱, 体重減少, 盗汗など)は30〜40%の患者さんに観察される. LDHは半数例で上昇する.*2*3
     
  • 約40〜50%が節外臓器から発症する.
  • 最も多い節外病変は胃, 消化管*4*5*6であるが, 睾丸*7, 骨, 甲状腺, 唾液腺*8, 扁桃*9*10*11, 皮膚*12, 肝臓*13, 乳房*14*15*16, 副腎, *17*18, 鼻腔*19*20, *21
    眼付属器*22, 副鼻腔*23, 子宮頸部*24, 膣*25, 中枢神経*26など, どの部位にも発生しうる*27.
     
  • DLBCLは非ホジキンリンパ腫の35%を占め, R-CHOP療法により, 60%が根治可能. 残り(40%)は再発, 難治症例で, しばしば致死的となる.

DLBCL, Not Otherwise Specified

Common morphologic variants (* それぞれの特徴をもつ細胞が90%以上を占める病変に用いる)

Centroblastic (胚中心芽球型)
Immunoblastic (免疫芽球型)
Anaplastic (退形成/ 未分化細胞型)
Rare morphologic variants

Centroblastic および immunoblastic variantが通常多く認められる他に, multilobulatedや anaplastic variantが認められている,しかし, これら細胞形態による臨床的意義については評価が定まっていない.*28

DLBCL_centroblastic02.jpg(235.7KB) DLBCL_centroblastic01.jpg(170.2KB)DLBCL centroblastic variant (サムネイルのクリックで大きな画像が見られます)

Centroblastic variant(胚中心芽球型)

  • 最も多くみられるtype.腫瘍細胞は胚中心, centroblastに似る. (核膜に付着するように核小体が2〜4個認められる)
  • 核はほぼ均一な大きさのことが多いが, ときに大小不同がめだつこともある.まれに分葉ないし多核に見える細胞が混在.
    免疫芽球が混在することもある.
  • 分葉構造がめだつことがあり, 節外性に多い. GCBが多い.

DLBCL_immunoblastic01.jpg(208.5KB) DLBCL_immunoblastic02.jpg(159.4KB) ← DLBCL immunoblastic variant

DLBCL_anaplastic00.jpg(186.0KB) DLBCL_anaplastic02.jpg(164.8KB) ← DLBCL anaplastic variant

 

血液病理学者が腫瘍細胞形態に基づいてDLBCLをサブタイプ化しようと試みたが,観察者および観察者群間の再現性が乏しく, 結果として, WHOリンパ性腫瘍組織分類においてDLBCLとして単一の診断カテゴリーにまとめられている.*29

 

Molecular subgroupe

Germinal cener B-cell-like Activated B-cell-like

Immunohistochemical subgroups

CD5+ DLBCL
Germinal center B-cell-like
Non-germinal center B-cell-like

DLBCL Subtypes

T-cell/ histiocyte-rich B-cell lymphoma
Primary DLBCL of the central nervous system
Primary cutaneous DLBCL, leg type
EBV+ DLBCL of the elderly→→WHO 4th revisedでは EBV-positive diffuse large B-cell lymphoma, NOS

Other lymphoma of Large B Cells
Primary mediastinal(thymic) large B-cell lymphoma
Intravascular large B-cell lymphoma
DLBCL associated with chronic inflammation
Lymphomatoid granulomatosis
ALK+ large B-cell lymphoma
Plasmablastic lymphoma
Large B-cell lymphoma arising in HHV8-associated multicentric Castleman's disease
Primary effusion lymphoma
HHV8- and EBV-associated germinotropic lymphoproliferative disorder( not listed in the WHO classification)

High-grade B-cell lymphoma(新疾患単位として記載)

High-grade B-cell lymphoma with MYC and BCL2 and/or BCL6 rearrangement-->High-grade B-cell lymphomaのページをみる.
High-grade B-cell lymphoma, NOS

  • B-cell lymphoma, unclassifiale, with features intrmediate between DLBCL and Burkitt's lymphoma → WHO 4thでは削除されて新疾患単位になった.

B-cell lymphoma, unclassifiable
B-cell lymphoma, unclassifiale, with features intrmediate between DLBCL and classical Hodgkin's lymphoma

Diffuse large B-cell lymphomaの分子診断--治療, 予後に直結する, これからのDLBCL分類

B-cell Malignancy Academy_血液病理検鏡会in関東 2019の遠西先生の講演から.

mark-dg-25.gif 今後の個別化医療の指標になるのはmolecular baseの biomarkers.

1.Cell-of-origin (COO)

mark-dg-25.gif mRNA発現解析によるDLBCL腫瘍のcell-of-origin(COO)設定.

2000年 Stanford大学のグループよりmicroarrayを使ったgene expression profilingによりDLBCLのmolecular subtypesが提唱され, GCB(germinal center cell-like), およびABC(activated B-cell-like)に分類された.
いわゆるcell of originの始まり. *30

mRNA解析は実臨床レベルでは実際的ではないことから--免染によるCOO分類(Hans分類が代表的;2004)を行うが差異が10-20%ほど出てしまう.*31*32

ABC-DLBCLは, germinal center(GC)を通過し, plasmablastにコミットする, B細胞より発生すると考えられ, NF-kappaB活性が高く, NF-kappaB経路に関わる遺伝子, BCR経路の上流部分の遺伝子に変化が起こり, 最終B細胞分化が混乱していると考えられている.*33*34*35*36

GCB-DLBCLは,胚中心明調帯(light-zone)B細胞由来と考えられ*33, chromatin-modifying酵素やPI3Kシグナル, Ga-migration経路の遺伝子に変化を来し, しばしばBCL2の構造変化(SVs)を伴っている.*33*37*38

ABC-DLBCLは, GCB-DLBCLに比較して治療への反応が悪いとされているが,検討されるべき, 付加的遺伝子異常がのこっており, これらの遺伝子変異を選択しターゲット解析をおこなう必要がある.*39*40*41*42*43

rituximabによる治療時代になってもGCB-like subtypeが予後が良いという報告(New England J Med 2008)*44

mark-dg-25.gif これからのCell of origin解析のゴールドスタンダード.

nanoストリング; デジタルカウント遺伝子発現解析(nCounter)タカラ社のWeb page--nCounter Analysis Systemを用いた高感度発現解析

  • nanoストリングテクノロジーによるFFEPからの遺伝子プロファイリングが今後のスタンダードになっていく.
  • ナノストリング社(NanoString? Technologies Inc.;ナノストリング社はmRNAの発現解析を新規な技術で製品化した米国ワシントン州シアトルに本拠を置くベンチャー企業)の論文が米国の権威ある科学雑誌“nature biotechnology”の(2008年3月号:26-3)に掲載され、イメージ写真がその表紙を飾った.
  • ナノストリング社の技術はmRNAの発現解析を、これまで必須としていた酵素反応や増幅反応を不要とし、1回の測定で10-1000の遺伝子を直接定量できる大変ユニークで新規な技術.
  • ナノストリング社は、発現解析システムとして2種の自動化システムを組み合わせた「nCounter Gene Expression system」を販売.その液体ハンドリング部である「nCounter Prep Station」はPSS社より供給される.

2. MYCとBCL2の発現-Double Hit and Double expressor

ABC-GCB-Double.jpg

mark-dg-25.gifDLBCLの第二のbiomarker;MYCとBCLの発現

1. protein レベルでMYCとBCL2の両者を発現するlymphoma--Double-protein expressor(DPE)

  • DPEはDHIT(double-hit lymphoma)を含んでいる.
     
  • DLBCLの形態を示すlymphomaの約30%がDEP.
     
  • DPEの腫瘍の多くは,ABCのmolecular subtypeに認められる
     
  • R-CHOPによる治療では, 予後不良の群になる.
     

2. MYCとBCL2遺伝子のtranslocationが認められる--FISHや核型による確認.:Double-HIT lymphoma(DHL)

  • DLBCLでMYCとBCL2および/あるいはBCL6の再構成を認めるもの.
     
  • DLBCLの形態をとるリンパ腫の約8%
     
  • BCL2転座腫瘍(High grade B-cell lymphoma(HGBL)-DH/TH-BCL2)は,ほぼ全例が GCB molecular subtypeである.
     
  • R-CHOP治療では予後が不良.

3. COOを基盤とした新規mRNA発現プロファイルによるDLBCLの分類 2018〜

mark-dg-25.gifNGSを使った遺伝子検索

DLBCL-NIHsubtype.jpg

2011 Morin RD et al*45

  • 113リンパ腫例, RNAseq, クロマチン修飾遺伝子の変異が検出された.
     
  • 標本に臨床情報が連結していないため治療や予後と関連付けができなかった.

2018 Schmitz R et al.; NIHのグループ*46

  • COOがsubtypigの基盤として生き残っている
     
  • 少ない遺伝子を取り上げ, DLBCLを4つのグループにわけた, 予後に結びついたsubtypingが可能であった.
    • MCD; MYD88L625P変異, CD79B変異が同時に認められるsubgroup.
    • BN2; BCL6 fusionとNOTCH2変異
    • N1; NOTCH1変異
    • EZB; EZH2変異とBCL2転座がある.
  • MCDとN1 subgroupeは予後が悪く, BN2とEZBは治療効果があり予後良好であった.
     
  • MCDとBN2は腫瘍進展に「chronic active」B-cell receptor signanling pathwayが関与しており治療のターゲット遺伝子として可能性がある.
     

2018 Chapuy B et al.; Dana-Farbar cancer instituteグループ*47

304例のprimary DLBCL. についてrecurrent mutation, somatic copy number alterations(SCNAs), structural variants(SVs)などの低頻度の変化を見落とさず, 有用な予後データと関連のあるものを決定. DLBCLのclusteringにおいて, コンセンサスの得られているgenetic driverと統合し, 新規のclusteringを行い, 5つの明確な DLBCL subtypeを確認した.

clusteringにより いままで認識されなかった, 以下のsubgroupを発見した.

  • extrafollicular/marginal zone 細胞由来の low-risk ABC-DLBCLs
     
  • 予後がことなる, 治療ターゲットになりうる遺伝子異常がことなる2つの GCB-DLBCL subsets
     
  • ABC/GCB, COO分類とは独立した, TP53の両アレルが不活化, CDKN2A lossと関連した遺伝子不安定のあるグループ
     

mark-dg-25.gifDLBCLは, 遺伝子的にヘテロな疾患であり, 低頻度の多数の遺伝子変異, SCNAs, SVsが認められる.

mark-dg-25.gif現在DLBCLは Germinal centerを通過する抗原暴露B細胞(antigen-exposed B-cell)由来と考えられている.*33*48*49*50*51*52*53*54

mark-dg-25.gif胚中心の環境, 高増殖領域であること, AID(activation-induced cytidine deaminase)による免疫グロブリン編集と異常なsomatic hypermutation(SHM)が腫瘍化に機序と考えられる.*33

 
 

Cluster 5(C5);

  • 18q gain; ほぼ一様にBCL2のgain.BCL2発現増加がある. 候補遺伝子として MALT1も含まれる.*55*56
  • CD79B, MYD88変異がおのおの48%, 50%認められる. MYD88の変異は選択的にL265Pで, 高頻度にCD79B変異を合併する.
  • 3q, 19q13.42, PRMD1の不活化が認められる. (これらはABC-DLBCLに関連する変化*39*57)
  • Cluster5(C5)は, 96%(45of47)がCOO, ABC-DLBCL typeに相当する.
     
  • C5に認められる上記変化と, ETV6, PIM1, GRHPR, TBL1XR1の付加的遺伝子異常は, primary CNS, testicular lymphomaの異常と重なる.*58
     
  • C5のgenetic signatureは節外病変指向と関連し, 節外性病変のMYD88L265Pとリンクする標的シークエンス研究の所見を広げる可能性がある.*59*60
     
  • C5のDLBCL発症には, GCを通過したB細胞腫瘍であるSHM異常とcanonical AIDが最も強く関連している.
     
     

Cluster1(C1);

  • BCL6の構造異常とNOTCH2経路の遺伝子変異がいっしょに認められる. NOTCH2PESTドメイン変異および NOTCH2の負の制御因子, SPENの短縮型変異(trancating mutation)が多い.
     
  • C1 DLBCLではBCL6とNOTCH2の転写量が増えている.
     
  • NF-kappaB経路の遺伝子メンバ-である, BCL10, TNFAIP30(A20), FASにも変異が認められる.*63
     
  • NOTCH, NF-kappaB経路およびFAS変異は low-grade marginal zone lymphomaに認められている. またtransformed MZLにはBCL6の変異が記載されている. *64
     
  • C1 DLBCLにはMZLの組織所見はみられず, 診断前に潜在性にtransformしたか, 遺伝子が類似する濾胞外B細胞の前駆細胞よりde novoに発生した可能性が考えられる.
     
  • MZLsは慢性炎症状態に発症し, しばしば, 病原体抗原の刺激に反応している
     
  • C1 DLBCLは免疫回避(immune escape)の遺伝子群の変化を示しており, B2M, CD70, FASの不活性化変異やPD-L1, PD-L2の構造異常が認められる.
     
     
  • CD1 DLBCLの多くはABC-DLBCLの転写因子プロファイルを示す.
     
  • C1 DLBCLの25%には, MYD88変異が認められるが, ほとんど例外なくnon-L265P変異である. L265P変異とnon-L265P変異ではIRAK1/IRAK4複合体やNF-kappaBの活性化に違いがあると報告されている.*34
     
  • C1の遺伝子変異スペクトラムはC5と異なりcAID活性に貢献することはなく, cAID活性は低値かまったく認められない. これはextrafollicular由来の追加証拠であり, SHMが低頻度であることの原因となっている.*65
     

Cluster 3(C3)

  • ほとんどがBCL2遺伝子がIGH enhancer付近に転座する構造異常(SVs)を示す.
     
  • クロマチン修飾遺伝子(chromatin modifers), KMT2D, CREBBP, EZH2の変異が高頻度に認められ, EZH2の標的遺伝子転写量の増加が確認される.
     
  • B-cell転写因子のMEF2B, IRF8の変化とBCRおよびPI3Kシグナルのの間接的修飾因子であるTNFSF14(HVEM), HCNV1, GNA13の変化を示す.
     
  • 2つの異なる機序; 10q23.31欠失と短縮型PTEN変異によりでPTENを不活化している.
     
  • PTENのC-terminal, N-terminalドメインはPI3K/AKTシグナル抑制に別々の役割をもち, 遺伝子安定性を保っているため, PTENの変化はラットリンパ腫の原因となる.
     
  • C3の遺伝子変化はFLとde novo GCB-DLBCLに報告されている. C3の95%はCOOのGCB typeに分類される.

Cluster4(C4);

  • 4つのコアヒストン遺伝子およびリンカーヒストン遺伝子変異, 複数の免疫回避遺伝子(CD83, CD58, CD70), BCR/Pi3Kシグナルの中間体(RHOA, GNA13, SGK1), NF-kappaB修飾(CARD11, NFKBIE, NFKBIA)
    およびRAS/JAK/STAT経路のメンバー(BRAF, STAT3)の変異で特徴づけられる.
     
  • Cluster4は基本的にGCB-typeの腫瘍であるが, C3とは遺伝子的に異なるGCB-typeのサブセットである.
     
  • C3と異なりC4ではPTENの変化はほぼ認められない. かわりにRHOA変異が認められる.
     
  • C4にはBCL2の変化はまれ.
     
  • C4はクロマチン修飾遺伝子変異を欠く. かわりにH1リンカーhistonとコアヒストンの変化が加わる. これらはFLで報告されている. *66 *67 *68
     
  • H1リンカーヒストンの球状(globular)ドメインまたはC末端ドメインで同定された変異は、クロマチンとの関連を減少させ、追加のエフェクター分子との相互作用を乱す可能性が高い
     
  • H1リンカーとコアヒストンの変化は、クロマチンを開き、DNAを継続的なAID活性にさらすことにより、突然変異率を高める可能性がある. 実際、C4tumorsの突然変異密度は著しく高い
     
  • C3, C4 GCB-DLBCLの特徴的な遺伝的特徴から, C3では, BCL2, PI3K, エピジェネティック修飾のEZH2, CREBBP阻害が, C4ではJAK/STATおよびBRAF/MEK1のブロックが腫瘍に特定的なターゲット治療として考えられる.
     

Cluster2(C2)

  • 変異と17pの欠失により, TP53の両アレルが頻繁に不活化されている. 加えて9p21.13/CDKN2Aと13q14.2/RB1のcopy lossがしばしばおこりクロモソーム安定化と細胞周期を乱すことになる.
     
  • TP53のターゲット転写因子が減少し, E2Fのターゲット転写因子が増加していた.
     
  • C2 tumorでは 優位にSingle copy number alterations(SCNAs)が多く, genomeのdoubling eventsの頻度が高い.
     
  • C2はGCB-type, ABC-type両方を含み, TP53変異からみた以前のターゲット解析と同じ結果であった.
    C2はTP53変異DLBCLとp53/細胞周期調節遺伝子の多発SCNAsをもつDLBCLと同様の像を示した.
     
  • 1q23.3/MCL1のcopy数増加が高頻度.
     
  • 13q31.31/miR-17-92のcopy数増加, 1q42.12のcopy lossなど多くのSCNAsがC2では多い.
     

Cluster0 (C0)

  • 症例数は少ない. (12/304). driver遺伝子を欠く, DLBCLs.
  • このグループには, T-cell/histiocytic rich large B-cell lymphomaの数が多い.
  • 炎症細胞/免疫細胞浸潤が多い組織型.
  • driverが見つからないDLBCLは, 腫瘍細胞の純度化の問題か, 別の腫瘍化原因があるかもしれない.
 
 
left
 
 
 

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Last-modified: 2019-12-24 (火) 14:14:28 (32d)