Follicle and Follicular lymphoma 2018 Case presentation---cervical lymph node †IWT case 65 year old 2年前, 頸部の腫れに気づく. 他院の生検で悪性リンパ腫(病理診断は, DLBCL)と診断される.治療目的に当院血液内科を紹介され入院. 口蓋扁桃, 上内深頸, 鎖骨上窩, 腋窩リンパ節に病変あり. R-CHOP6コースにより寛解.
Follicles with "Floral pattern" 大型類円形の細胞が明るい濾胞胚中心様の構造を形成している. この濾胞構造には周囲mantle zoneより小型のリンパ球が進入して, 免疫染色 濾胞腫瘍細胞はCD20, PAX5陽性, B細胞の増殖です. CD3-, CD5-です. CD5陽性細胞が不規則に胚中心内に入り込んできています. サムネイル画像はクリックで拡大してみられます。 濾胞部細胞はCD10陰性, BCL2は弱陽性, BCL6陽性, MUM-1が明瞭に陽性を示しています。
Karyotype & FCM 46,X,-Y,del(1)(p?),del(2)(q?),t(3;14)(q27;q32),del(7)t(1;7)(q12;q36),-10,del(13)(q?),add(14)(q32),del(15)(q?),+mar1,+mar2[6]/47,idem,+7[3]/46,XY[11] t(3;14)(q27;q32)は3q27 BCL6と14q32 IGHの関与が疑われる. FCMではkappa, lambdaのdeviationが見られない。初回リンパ腫でも同様の所見であったようです. Floral variant of follicular lymphoma †Floral variant of follicular lymphomaはマントル層の小リンパ球が腫瘍性濾胞の胚中心に侵入し濾胞が花弁状に断裂して見える濾胞性リンパ腫のまれな亜型である.*1 *2 Floral variant of FLの2つの組織学的 subtype.*2 1) Macrogerminal center pattern: mantle zone lymphocytesが濾胞に侵入し花弁状の濾胞構造を示すタイプ 70% (9/13cases) 2) Microgerminal center pattern: mantle zone lymphocytesの大量の浸潤により腫瘍性濾胞はほぼ完全に破壊されている. 30% (4/13cases) 3) 3/13casesはmarginal zone componentが含まれている. |