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Inflammatroy pseudotumor of the brain

MRIT2WI.jpg

30歳代女性 3ヶ月前から続く頭重感あり。

Discussion

  • floar01:IMTはALK陽性が半数というのはわかるんですが, IMTとIPTはALK陰性のときはどうやって見分けるんですか?
     
  • speaker: それは本当に難しいことで, ALK陰性といわれていたものも肺のALKのようにiAEP法だと陽性になるものがあるようで、IPTと分類されていたものの中にほんとうは腫瘍性のものがまだまだあるんじゃないかと最近の報告があります。
     
  • floar01: EBVとの関連があるんですが, ごく少なくpositiveの場合って、炎症で立ち上がっただけじゃないかと思うんですが, これは量的な問題が関係してくるんですか?
     
  • speaker: 少なくとも真の腫瘍としてEBVが関与しているとするとmyofibloblastもびまん陽性になるのが本当じゃないかとおもって、今回はごく一部とくにリンパ球が優位に陽性となったので炎症としてのEBV感染を考えました。 免疫抑制の状態でない患者さんで脳内にEBVが陽性になるのがどのくらいあるのか、まれなことじゃないのかということを二病理の先生にお伺いしたいのですが。
     
  • chairman: じゃ, 2病理の先生。
     
  • floar02: ご指名なんで。腫瘍がくりっととれたとおっしゃっていたんですが、辺縁の状態がどうなっていたか知りたいんですが、gliosisがあったのかどうか,炎症像の中に脳の痕跡があったかどうかなんか。
     
  • floar03: これは脳内の病変ですかそれともmeningenの?
     
  • speaker:脳内の病変です。辺縁に脳実質がみられ脳内の病変と考えています。
     
  • floar02: 3年前くらいの症例で、やはり脳表に近いところに炎症性肉芽様病変が発症したという報告が静岡神経病理懇談会であり病理コメントを担当させていただいたので記憶があるんですが, 組織像が本例と似ている印象があります。懇談会の症例は当時はEBVが陰性でステロイドを投与したら 病変が縮小してなくなってしまった。しかし, しばらくすると脳内の別の場所で再発しEBVが強陽性で, 再発時にはDiffuse large B cell lymphomaになっていました。可能ならclonalityの検索をして、oligoclonalかもしれませんが, clonalityの有無を確認したほうがよいでしょう。今回の診断はIPTですが、こころのどこかにリンパ増殖性病変かもしれないということを留めておいたほうがよいと思います。
     
  • floar04: ALKの染色はiAEP法ではなくて従来の方法なんですね。
     
  • speaker: 旧来の染色です。最近新しいfusionが見つかってきて、それは従来の方法では染色されないと…
     
  • floar04: angiocentricなんですか?この細胞は。
     
  • speaker: そうです。
     
    医学用語:intra-axial tumor《医》脳実質内腫瘍

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Last-modified: 2018-06-10 (日) 18:23:02 (191d)