Mantle cell lymphoma--Case03 †60歳代後半 女性 骨髄細胞Flow cytometry lambda>>kappa restrictionが認められB細胞のクローン性増殖がある. sIgは, IgM 88%, IgD 86%) CLLが疑われたが, CD23陽性細胞は少ない. 病理組織所見 †骨髄組織 骨髄には結節性のリンパ球増殖病変が複数形成されている. hpfではmonocytoid B-cellのように淡明な広めの細胞質をもつ. Mantle cell lymphomaは50-80%の症例がBM involvementを示す. focal, non-paratrabecular pattern (focalな病変はrandomに存在する)が一般的である. 結節中心部増殖細胞はCD20+, cyclinD1+. 核型で t(11;14)(q13;q32)転座が確認された. 骨髄スメア所見 8〜12μmのサイズのlymphoid cellsが63%を占める. N/C比大, 核クロマチンは凝集傾向を示し, 核小体は不明瞭. 細胞質は乏しく淡青色調. リンパ節組織所見 免疫染色 本例の生検リンパ節HE染色では, 不明瞭な結節病変(vague nodular lesions)が観察される. 増殖細胞は均一でcentrocytic cell様細胞が多く認められる. 画像所見 |