静岡病理医会

第222回SPS 症例2

右耳下腺腫瘍の一例

静岡県立がんセンタ- 病理診断科 草深公秀

222SPS02MRI.jpg

70歳代男性
2008年1月 右頬部に1cm弱の腫瘤に気づく。3ヶ月後耳鼻科を受診し経過観察となる。3ヶ月後腫瘤が増大するためFine needle aspirationを行い悪性腫瘍を疑われる。がんセンター頭頚部科を受診。
直径約3cmの腫瘤を右耳下腺部に触知。皮下直下で可動性良好。辺縁比較的明瞭。顔面神経麻痺なし。頚部リンパ節腫大なし。肺野異常陰影を認めず。open biopsyの後, 右耳下腺浅葉切除および皮膚合併切除。術後4ヶ月, 再発転移なし。
TW1でlow, TW2でiso-ややhighの腫瘤

病理組織所見

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Virtual Slide:---> 右耳下腺腫瘤
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Acinic cell carcinomaのDifferenitial Dx

1.Papillary cystadenocarcinoma of the salivary gland

  • まれな腫瘍
  • 粘液細胞が出現する(ムチカルミン染色が陽性)とcystadenocarcinoma
  • PCにmicrocystic patternは通常認められない。
  • PCにserous acinar differentiationは認められない。

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Last-modified: 2014-08-29 (金) 12:41:20 (1330d)