静岡病理医会

subependymoma with intraventricular hemorrhage--SPS269-case02

聖隷三方原病院病理診断科 八木春奈ほか

subependymomaと出血

多くは無症状に経過. 剖検例の0.1-0.5%に偶発性に認められる. 閉塞性水頭症や出血の症状を伴うことがある.

subependymomaは本来血管成分に乏しい腫瘍であるが, クモ膜下出血, 脳室内出血, 腫瘍内出血などの症状で出血した症例の報告がある. (十数例)

通常, 脳腫瘍からの出血は腫瘍血管の豊富な, 転移性脳腫瘍とglioblastomaなどの報告例が多い.

本例や出血症状を認めたsubependymoma例では腫瘍細胞巣に隣接して脆弱な小血管の集簇がみられ, 易出血性が示唆される.

小血管の集簇は繰り返す出血に伴う二次性変化として形成されたと推察されている.


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Last-modified: 2018-06-10 (日) 19:55:56 (186d)