[[WikiPathologica]]

*Fibrolamellar carcinoma 線維層板肝細胞癌 [#dad07147]

Fibrolamellar carcinoma(FLM)を通常HCCと鑑別する3つの形態学的特徴 a triad of morphological features

1. 豊富な好酸性顆粒状細胞質をもつ大型多稜形細胞の存在

2. 大型で顕著な核小体

3. 層板状の線維化


|#ref(FLM01.jpg,,20%)|#ref(FLM02.jpg,,20%)|#ref(FLM03.jpg,,20%)|#ref(FLM04.jpg,,20%)|
|CENTER:多稜形の好酸性細胞|CENTER:2.核小体|CENTER:層板状線維化|CENTER:腫瘍中心部線維化巣|


-層板状線維化は小さな生検組織では確認されないことも多い。脂肪は認められないことが多い。

-顆粒状細胞質は多数のミトコンドリアの存在によるものである.他方淡明小体(pale body)はフィブリノーゲンとアルブミンの両者またはどちらか一方より構成されている。
-PAS陽性, ジアスターゼ抵抗性細胞質内球状体がよくみられ, 糖タンパクによると考えられている。

>○ 一部の通常型HCCでFLMに類似する領域がみられることがある。これは高齢者に認められるHCCの亜形と考えられ, 血清AFP高値をともないしばしばウイスル性肝炎や肝硬変が背景に認められる。

>○FLMではしばしば中心性瘢痕が形成される。この瘢痕はリンパ節転移巣においても認められ画像で描出可能である。

>○ FLMでは腺房型構造と粘液が認められ胆管細胞癌や転移線癌と混乱することがある

>○電顕では多数のミトコンドリアが認められるほか、神経内分泌顆粒を認める場合がある。


中部交見会症例-->[[CHUBU1266>CHUBU1266_Fibrolamellar carcinoma]]

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